
数々の経験や知識から得た家づくりのノウハウで、お客さまの信頼を獲得してきました。
木を全面に使った純和風の住まいからモダンな洋風の家まで、
お客様の理想の住まいを実現できるよう、
確かな品質と技術を持ってお応え致します。
家に用いた一本一本の木は生きています。
森に育つ樹木と同じように、家のなかで呼吸しているのです。
木が長寿の生き物であることは、法隆寺や東大寺を見ればわかります。
数百年もの歳月をこえて悠々と建ちそびえるその姿は、木の強さと、たくましさと、
神々しいまでの生命力を証明しています。
森に育った木を生き物としてあつかいながら一棟一棟をつくりあげていく。
それは木へのこだわりと愛着でしょう。
本物の家を作り続けて一世紀。時代は流れても、
私たちのこだわりは変わりありません。
材料として使うのは厳選した木材のみで
仕入れは全国各地に足を運び買い付けを行います。
体躯にあわせて、
自社での製材を行ないます
私たちは構造にこだわった
家づくりをします。
木材の特性を十分に
生かした施工を行っています
”無から有を創り上げる”
という設計スタイルが私達の本領です。
家が完成したあとも、お客様との
おつきあいはつづきます。
一方で、お客様のご要望を満たす家づくりに徹底してこだわっています。
お客様の夢やライフスタイルは、十人十色ですから、
いわゆる”箱”のような住まいを押しつけることはできません。
まずは一人ひとりの想いに耳を傾けること。お客様との対話を重ねること。
そうして、イメージをふくらませながら、無から有を創り上げていくのです。
真のやすらぎを奏でるために、私たちは、”一棟一棟をていねいに描く”、
自由設計にこだわります。

家のまわりをしっかり断熱し、
さらに壁の中の空気がまわるエアサイクル工法を採用。
また、内装仕上げ材には多孔質な構造で
優れた調湿機能を発揮するシラス壁を採用し、
長寿命な健康住宅を実現しました。
他にも、無垢のクルミを使った
床材や全開に開くサッシの向こう側には、
ウッドデッキをつなげ心地よさを追求。
収納・照明・家事スペースにも工夫を凝らし、
温度や湿度の快適さに、「実際生活する上での快適さ」
をプラスした「本当の快適さ」が体感できます。
常設展示場となっております。
壁の中などの空気が自由に動くようにし
建物全体が呼吸しているようなつくりで
建物内の温度と湿度をほどよく調整します。
また、電気で動く設備や
定期的にメンテナンスが必要な機械はなるべく使わず
できるだけ自然のエネルギーを活用する
昔ながらの知恵と最新の技術をミックスした
「自然体」の工夫なのです。



エアサイクルの家の秘訣は、
「外張り断熱」と「空気を動かす仕組み」にあります。
外張り断熱とは、家の骨組みの外側を断熱材ですっぽりとくるみ込む方法です。
断熱材によって夏は強い日射と熱い外気を、
冬は冷え込んだ外気をそれぞれ遮断して、家の内部の温度を一定に保ちます。
エアサイクル工法では、「エアサイクルボード」と呼ぶ断熱材を用いて、
屋根や外壁を覆います。
もう1つ、エアサイクル工法で大切なのが「空気を動かす仕組み」です。
エアサイクル工法の壁の外張り断熱材にはダイヤ柄の溝があり、
壁の内部でも空気が行き来するようになっています。
また、床下と小屋裏に開閉式の換気口を設けて、夏には手動スイッチで換気口を開けるように
しました。
すると直射日光に照らされて熱くなった屋根裏の空気は上の換気口から逃げ、
下の換気口から取り入れた外気や床下の空気など涼しい空気は上へ吸い上げられます。
こうした空気の流れによって、屋根裏や壁の内部の熱がこもらないようにしているのです。
「断熱・排熱」に「遮熱」効果をプラスして、屋根裏の温度上昇を防ぎます。
外断熱をしながら、空気の通り道をつくります。
屋根裏と床下につける換気口。
春に開けて秋に閉じます。
ベタ基礎と一体化した円柱形の基礎、床下の風通しをよくします。



冬、窓まわりがべったりと結露したり、ジメジメした
押し入れの奥にカビが生えてきたり。
日常の暮らしを悩ますこれらの症状は、湿度の高さが
原因となります。
それでも目に見える場所に発生した結露やカビは、発
見しやすいのが救いとも言えます。
もっと深刻なのは、壁の内部や床下のような普段は見えない場所。壁の内部や床下で湿度が高いとその内部で発生した結露が原因で、柱や土台といった骨組みの木が腐朽やシロアリの被害に遭い、ひどい場合にはボロボロになってしまいます。しかも日常生活では見えないため、建物が危険な状態になっていても放置したままになりがちです。
エアサイクル工法が「空気の流れ」を重視するのは、木の劣化を防ぐため。壁の内部や床下の
空気が自由に動くようにしているので、湿気は拡散して乾燥状態を保ちます。骨組みの木もシ
ロアリや腐朽の被害を受けず、建物は長もちするのです。



エアサイクルの家は、気持ちよいだけでなく、
健康にとっても嬉しい点を備えているのが自慢です。
冬の住宅でよく危ないと言われることに、
ヒートショックがあります。ヒートショックとは、
たとえば夜、暖まったリビングから寒いお風呂や
トイレへ移った時に体験する急激な温度変化。
特にお年寄りの身体にかかる負担は無視できません。
その点、エアサイクルの家は家全体を断熱材で包み、しかも、少しでも温度差が生じると壁の中の空気が動いて全体を均一にしていこうとするので、場所によって温度に極端な差が生じません。人がいる部屋も廊下もある程度一定の気温を保ちますから、どなたでも安心して生活していただけます。
もう1つ気になるのは、カビやダニによるアレルギー性疾患です。
カビやダニは、湿度の高い場所を好みます。壁の中の通気性をきちんと確保せずに断熱性能だけを高めた家や、無防備な断熱施工を行った住宅では、結露が生じやすくなります。結露はカビの原因となり、カビはダニの栄養となってダニの増殖に結びついてしまいます。
そんなカビやダニを発生させないために大切なのは、家に湿気をこもらせないこと。エアサイクルの家は、床下や壁の中、小屋裏の空気が常に動いて内部を乾燥状態に保ちますから、カビ・ダニを予防しお子さまの健康を守ります。



できるだけ機械に頼らず、自然の力を生かそうとするエアサイクルの考え方には、昔の日本の家屋でつちかわれてきた知恵も反映されています。
かつて日本では、深い軒やひさしをもつ家が一般的でした。深い軒やひさしは、暑い夏に高い位置から照りつける強い日差しを遮り、涼しい陰を生み出します。

また地面と建物の床面の間には、縁の下のような大きな隙間がありました。地面で冷やされた空気が床下空間を自由に行き来することで、建物の温度は下がり、床下も乾燥します。
ですからエアサイクルの家では、できるだけ大きな屋根をかけ、軒やひさしをつくるとともに、屋根でも熱をさえぎる工夫を取り入れています。
また、床下にはコラムベース基礎工法を採用し、耐震性を確保しながらも束立工法のように通気性をしっかり確保します。
このように昔の知恵を現代風にアレンジして、快適な家を目指します。